2001年 有機JAS認証

川の上流に住むものとして、川の水は汚してはならない。
環境を守るため、農薬、化学肥料は一切使用しません。
自然体系を崩さず、食物連鎖を重視、里山を守りながらお茶作りをしています。
効率を求める栽培、多収栽培はしない、循環型農業で「ずんぐりむっくり」な、栄養価の高い
お茶を育てることを心がけています。
写真は茶刈りシーズンに出会った、赤い色のバッタです。
循環型農法を長くやっていると、このような自然界でも珍しい生物を見ることができます。

土作りへのこだわり

ミネラルバランスまで考慮した自家配合肥料
茶畑ごとに配合割合を変えながら与えているため、
お茶本来の味と香り、効能を最大限に引き出し、栄養価の高いお茶に育てます。

肥料散布は、茶畑に生えている雑草の色や、土の匂い、天候、日照時間等を考え、約60日を目安に与えています。
(写真右)まいた肥料は、数日たつと水分を含みカビがはえてきます。
これは、麹菌と酵母菌がタンパク質を分解しているため!良い現象なのです。
ミネラル分が多く、甘味のあるお茶が育ちます。

里山に咲く野花

当園では、除草剤は使用しません。
茶畑の草場は、定期的に草刈りをするので地表の日当たりが良くなり、小さな植物が花を咲かせ、
その花の蜜を求めて虫たちも集まってきます。